2014年7月29日(火)~8月2日(土)
『名門大洋フェリー』で行く瀬戸内海クルーズと、
ハウステンボス、クマモンスクエア、阿蘇山、別府地獄めぐり
今回は、孫を連れて、九州旅行を計画した。 大坂南港発着の『名門大洋フェリー』を予約し、往復、瀬戸内海クルーズをして、九州で2泊のドライブを楽しんできた。 行きは南港発16時50分発、未だ夏の17時前は日が高い。 1等洋室(定員5名)の個室を取った。両サイドに2段ベッド、その奥に2畳ぐらいの洋間があり、ソファーベッドが一つ置いている。大人2人、子供1人なので、ゆったりした船旅ができた。 明石大橋を通過する頃は19時半頃だったと思うが、夕暮れが近づいていた。瀬戸内海に沈む真っ赤な夕日を見ながら、船内レストランで夕食。メニューはまずまずのバイキング方式。 料金は大人は1550円、小生はシルバー(70歳以上、運転免許書の提示が必要)は1240円、子供は半額。ビールは缶、びんなどいろいろ。 弁当を持ち込む人が多いので、レストランは比較的空いていて、少し時間をずらせばゆっくり食事ができる。 その後、船内の大浴場で汗を流した。この船の脱衣室は狭くて、大人が4、5名がで一杯。 湯船は結構広くて、洗い場も十分の広さがある。海を見ながら、ゆっくり入浴し、疲れを取る。 入浴を済ませると、後は何もすることがない。船室でテレビを見るだけ。 瀬戸大橋を通過する頃はもう真っ暗になっていた。 新門司港には、翌朝5時30分着。九州は大阪に比べて日の出は半時間程度遅いので、少し暗さが残る夜明けの頃、新門司港に入った。 前回、山口県内をドライブした時は、泉大津港から『阪九フェリー』で新門司港に行き、関門トンネルを通って下関に渡り、山口市のザビエル教会や、萩市の松下村塾などを見て、日本海側の道路を走り、下関から関門大橋を渡り、門司に戻り、新門司港から帰阪した。 今回は南港発の『名門大洋フェリー』に乗ってみた。 運賃は同じようなもの。大人2名、小人1名、乗用車4m未満、で運賃は、車両が15470円、等級変更差額1名6180円、大人11850円、小人5930円、合計で39430円だった。 (インターネット予約の場合の料金です) 名門大洋フェリーのホームページ http://www.cityline.co.jp/index.html 阪九フェリーのホームページ http://www.han9f.co.jp/ 船の大きさは、阪九フェリーが1万5000トン弱クラスで、名門大洋フェリーは1万トン弱クラス。 船足は阪九フェリーの方が2ノットほど速い。 両船の違いは、港までの行き来は南港が近いので便利。 今回の『大洋フェリー』の方が夜、寝ている時に感じるエンジンの「ドン・ドン・ドン・ドン」と言う小刻みな振動が大きいように感じた。阪九フェリーはその点については静かで、睡眠を妨げることがなかった。以前、海外旅行中に乗ったフェリーも阪九フェリーぐらいの静か下げ、睡眠を妨げることはなかった。 船の揺れそのものは、瀬戸内海クルーズなので、両船とも同じようなものだった。大きく揺れて、船酔いするようなことは全くなく、そういう点では快適だった。 ただ、今回は台風12号のため、阿蘇山や別府で吹き降り状態だったので、帰路の揺れを心配したのだが、少し波立って、波頭が白くなっている部分があったが、船が大きいので揺れるという感じはなかった。 次回、九州旅行に行く際は、『阪九フェリー』を選ぶと思う。 『阪九フェリー』の脱衣室や浴室は広くて快適だった。 さて、旅行の話に戻るが、7月30日(水)、早朝、5時半に新門司港に入港。その後、下船。 すぐに、長崎の『ハウステンボス』に向けて、ドライブ開始した。 早朝のためか、高速道路は我が道と言う感じで、車は少ない。今回は時間的余裕があるので、オートクルーズを時速80kmにセットして定速走行した。途中のサービスエリアで2回ほど休憩して、10時頃にハウステンボスに到着した。 『ホテルオークラ』を予約していた。チェックインには早すぎるので、とりあえず荷物をフロントに預かってもらい、入門ゲートに向かった。夏休みの期間は8時開門しているそうだ。既に、切符売り場や入門ゲートには人が並んでいた。子供連れが大半だ。 ハウステンボスは一時、経営赤字になり、経営をHISに委ねて人気が盛り返したと聞いている。 非日常空間を如何に楽しく演出し、時間を過ごさせるかが腕の見せ所だと思う。 千葉のジズニーランド、大阪のUSJ、そして長崎のハウステンボスと大型の施設ができて、客を争奪している。この業界も大変だ! いろんなところに入れると言う日券がおすすめのようだったが、これは高い!。 「夏の日は長いので、昼間も夜も楽しんで、いろんなアトラクション会場に入れば安くつきますよ!」と言う売り込みだったが、この日は雲一つない晴天で、気温がぐんぐん上昇し、とても夕方まで場内を見て回る元気はない。3時頃には早々に切り上げて、ホテルに戻ろうと考えていたので、基本の入場券を買った。 まず、場内の運河のクルーズ船に乗り、公園中央付近まで行き、そこで下船。少し歩いて場内を見て回った。気温は既に35度になっていた。 ゲームセンター内で軽食をとり、その後、4人乗りの自転車をレンタルして場内を巡回した。 これが結果的には大正解で、歩くと暑さでくらくらするぐらいだったが、天蓋付の自転車でゆっくり漕いで回ると意外と風が涼しく感じた。 自転車は1時間借りたので、返す時は2時過ぎになっていた。 その後、ゆっくり歩いて、場内を見ながらホテルに戻った。3時前だったが、部屋は準備ができているということで、早めにチェックインした。 このホテルオークラは外観はカナダの『フェアモント・ル・シャトー・フロントナック』に似たお城のような粋な形で、ヨーロッパを髣髴させる建物だ! 天然温泉付きと言うことで、1階に風呂があり、ロビーは2階という建物だった。 さすがに、船旅と今日の暑さで、風呂に入り、食事を済ませると、ベッドに入りすぐに就寝。 翌朝、朝食をとって、すぐ熊本にドライブ開始。高速道路でぐるっと回ることになるが、テトリアくまもとビルの1階にクマモンスクエアというコーナが設けられている。そこに11時になると、クマモンが出没するということになっている。これを見たいという孫の要望で、時間に間に合わせるように気を使った。30分ほど前に無事に現着。早くもクマモンスクエア内は満員に近い盛況ぶり。でもまだ次々と入場者が増えている。ほとんどが小学生以下の子連れの親子だった。 11時にクマモンが入場した。クマモンは自分ではしゃべらないので、案内嬢が元気に賑やかに詳しくていねいによくしゃべって、クマモンの行動と一体になりとてもアトラクションとしてはプロ並みのコンビであった。 ぬいぐるみにどういう人が入っているのかなぁ! この暑さで30分余り動きづめで、大変だなぁ!と思いながら、クマモンの遊戯、クマモン体操などを見ていた。 お客さんがどこから来ているのかと尋ねる場面があり、うちの孫は東京から大阪のお爺ちゃんちに来て、そこからきましたと答えていた。そうすると横の子供はアメリカから来たと答えて、大いに盛り上がっていた。 クマモンの部屋が別にあり、ここには大きな机にクマモンのぬいぐるみが座っている。営業部長クマモンという表札が机上に置いていた。 全国のユルキャラの元祖になったクマモン、さすがに大人気であった。 おしゃべりするクマモンのぬいぐるみ(おもちゃ)があると聞いたので、東急ハンズに行き、二人孫のお土産に買って帰った。単4電池を3個入れ、スイッチを入れる。話しかけると、オーム返しに喋る。しかも足をバタバタさせて歩く。おもちゃのバンダイが販売しているものだが、1250円ぐらいだったと思うが、大変良くできている。 さて、昼を少し過ぎた頃、クマモンスクエアを出て、再び車に乗り込み、ドライブ開始。 行き先は、阿蘇山! ところがこのころより、雨が強くなりだし、阿蘇山に差し掛かったころは吹き降り状態になった。 外気温は24度を示している。 山頂のレストランで食事をして、噴火口を見に車から降りると、ものすごい吹き降り状態だった。雨合羽は用意してこなかったことを後悔した。傘をさそうにも風が強くて、傘の骨が逆になる。 孫は寒いと言いながら、騒いでいる。 何とか、意を決して、傘を両手でしっかり持ち、噴火口の見える展望台まで頑張って辿り着いた。実は当日の朝、九州で弱い地震があった。そのためか、噴火口から盛んにガスが出ていて、 観光注意情報が出されていた。雨と風と、噴火口からのガスで、火口はよく見えなかった。 足元がぬれて、寒いので早々に切り上げて、草千里を下った。 ここからは別府まで、地道をドライブ。時間は十分あるので、ゆっくりを走った。 予定通り、無事に予約の花別府と言う旅館(ホテル)に着いた。 このホテルは大型の建物ではないが、なかなかよく手入れが行き届いているきれいなホテルで、従業員の方々の対応も大変良かった。 ゆっくり休んで、翌朝は別府地獄めぐりに備えた。 久しぶりの別府地獄めぐりである。 今まで、高校の修学旅行と、子供を連れて行ったことがあるが、今回は孫を連れて行った。 全地獄めぐり入場券を買い、雨の降る中を回った。 時々、靴に水が入るほどの土砂降りになる中をわいわい言いながら回ってきた。 地獄の様子は大きくは変わっていなかったが、建物など依然と違うなと言うところも何カ所かあったように思う。 一通り見て回り、地道を走って新門司港に向かった。 フェリーは16時半初なので、15時には港に着いて、乗船手続きをして、しばらく待ってから乗船した。 台風12号の影響で、大雨になったが少し風も吹いてきた。 船が揺れるのでは?と心配したが、初めにも書いたようにほとんど影響がなく、快適なクルーズだった。 翌朝、5時半、定刻に無事に大阪、南港に到着、 阪神高速、近畿自動車道、第二京阪道を通って帰宅。7時前だった。 |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |