一度行ってみたかった関西のパワースポットの琵琶湖沖に浮かぶ竹生島に行ってきました。
行程(コース)は、第二京阪高速道路を走り、京都ICから湖西線の無料バイパス道路を走り、JRの近江今津駅近くの駐車場に車を止めて5分ほど歩き、桟橋から船で渡りました。 今津航路は所要時間は25分。
他に、湖東から長浜航路と、琵琶湖横断航路があり30分で着きます。
料金は、今津航路が2640円、長浜航路が3130円、びわこ横断航路(今津港→竹生島→長浜港、またはその逆コース)が2880円、小学生は半額。
穏やかな天候に恵まれて、波静かな一日でした。
船に乗ると、何か日常の気持ちと違う味わいがある。
空の青さと琵琶湖の湖面が大変きれいでした。
この船は120人乗りの観光船。
琵琶湖の環境維持を配慮した船という話だった。
竹生島が見えてきた。
小さな島に見えるが、近寄ると結構大きい。
周囲は岩壁で覆われいる崖の状態。
島が湖面に写ってとてもきれいだ。

更に近づくと、小さなボートで吊りを楽しんでいる人たちが見えた。写真では赤い服を着ている。
いよいよ上陸。
結構な人出で賑わっていた。
半数以上が外国人?
最近、どこの観光地に行っても、韓国、中国、香港、マレーシア、タイ、ベトナムなどアジア人が多い。
観光立国を目指す日本の取り組みが奏功している。
少々、やかましいのが気になる。
上陸すると桟橋付近に石碑がある
『琵琶湖周航の歌』と刻まれている。
第三高等学校(現:京都大学)のボートクラブのメンバーが作詞、作曲は吉田千秋で、その美しいメロディーは学生から広まり、全国民の愛唱する処となり歌い継がれてきた。
このページには、『琵琶湖周航の歌』をBGMとして流している。歌唱はフランク永井さん。
二つの石碑が桟橋付近に建てられている。

しばらく歩くと急な石段が迫ってくる。このきつい石段を登ると、大弁財天、竹生島宝厳寺本堂が建っている。
江ノ島や安芸の厳島宮島弁財天より古いことから、『大弁財天』とも言われる。
竹生島には神仏習合の名残で神社と寺院が祀られている。

 朱塗りのきれいな本堂。
柿ぐらいの大きさの真っ赤な『起き上がりこぼし』の『だるまさん』が、沢山奉納されている。
本堂内部はこんな感じ。
本堂を後にして、道順に進めば、3重の塔が建っている。


さらに進むと、宝物殿がある。ここは有料だったが、中を拝観した。弘法大師など曼荼羅や彫像や巻物など展示されていたが写真撮影禁止だったので、所蔵品の写真はない。
西国30番札所、観世音堂がある。寂れた小さなお堂。

さらに進むと舟廊下に連なる。
国宝と看板が架かっている。
舟を逆さにした屋根の姿から、『舟廊下』と呼ばれている。
珍しい造りの建物だ。

舟廊下を進むと、竹生島神社(都久夫須麻神社)本殿に出る。茅葺のしっとりとした姿。本殿には、しめ縄を吊るしている。

石段の左右に二つの鳥居が立つ。
右側は江島大神と厳島大神
左側が天忍穂耳神社と大己貴神社を祀っている。
舟廊下は清水寺の舞台の縮小版のような木組みで支えられている。
下は、参拝案内図
竹生島神社参拝道
帰りの船からの竹生島、
その後、マキノ高原に立ち寄り、メタセコイア並木を見た。この景色が2.4kmも続く道。
訪れた時期は10月7日だったので葉は緑だった。
(注)今は紅葉が大変きれいな時期。 このページは12月8日に編集してアップしたもの。
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