2009年08月16日 『責任力』とは? |
麻生総理は自民党と民主党の違いは、『責任力』だと言い放った。 『責任力』と言う言葉を始めて聞いた様な気がする。 『責任力』そんな言葉があったのか? 『責任』と言う言葉に続く言葉は、『責任を取る』、『責任を果たす』、などがある。多分麻生さんは『責任を取る』ではなくて、『責任を果たす』能力が自民党にはあると言いたかったのだろう。逆に、民主党には『責任を果たす能力』がないとけちをつけたいのだろう。何故そうなのかは、分からないが・・・。 広辞苑を見ると、『責任』;政治、道徳、法律などの観点から非難されるべき責(せめ)、科(とが)となっている。法律上の責任は、主として対社会的な刑事上責任と、主として対個人的な民事責任に大別され、それぞれ一定の制裁を伴う、となっている。また『責任能力』は法律用語で違法行為による法律上の責任を負担しうる能力、自己の行為の法的責任を弁識しうる知能となっている。 『責任力』という広辞苑にない言葉を何故造ったのだろうか? 何かを訴えたいようで、何か分かりそうだが、何か変な気がする言葉だ!!国家のトップがそういう言葉を使って、国民に訴えるのはいかがかと思われる。特に政治家は、誰が聞いても、分かりやすい言葉で訴えることが大切でないか!変に気取ったような『新語』で話すのは慎むべきではないか |