2020年12月7日(月)
紅葉の室生寺を訪ねる

 3密を避けて、マイカーで久しぶりに室生寺に紅葉を見に行きました。何年か前にも行ったのですが、 台風で五重塔に杉の大木が倒れ、屋根が壊れ痛々しい姿でした。それが思い出にあり、修復された塔を見がてら、紅葉の真っ盛りと聞いたので出かけました。
 奈良県宇陀市まで、130kmぐらいの距離ですから2時半程度で行ける近場です。

 室生寺の境内案内看板
  
 
 手前の川の太古橋を渡って境内に入る。
 

 正面に室生寺宗務所の立派な建屋がある。
 
 ここを右に曲がって歩く。

 

 受付の広場に宇陀市観光案内板が掲げられている。
 

 室生寺について看板(高野山の同じ真言宗派の寺)
 

 入場料(600円)を払い、仁王門に向かって歩く。もみじが紅葉してとてもきれいだ!
 

 燃えるようなもみじの紅葉
 

 真っ盛りのもみじ
 

 一面の紅葉
 

 仁王門 左に青鬼、右に赤鬼
 


  金堂 国宝(平安初期)
 

 弥勒堂(鎌倉時代;重要文化財)
 


  本堂に向かう石段
 

  本堂(国宝)鎌倉時代
 
  本堂
 


 五重塔(国宝)
 比較的小さな塔であるが、佇まいは凛としている
 

 奥之院に至る登りの石段
 スマホの歩数計で42階建てビルを登った数字が出た。
 思っていたより長い石段で、息切れがした。
 

 やっと奥之院に到着、左の建物が奥之院
 

 奥之院
 

 舞台の上の建てられていた
 

 奥之院の回廊から見た宇陀市の街並み
 

 奥之院 御影堂(重要文化財)鎌倉時代
 


 弘法大師(空海)
  「わが身をば
    高野の山にとどむとも
     心は室生に有明の月」

 室生寺創建
 室生寺は奈良時代の白鳳(680年)に、天武天皇の勅命を持って修験道の祖、役小角(えんのつぬ)が初めて立てたと伝えられています。
又。桓武天皇が皇太子の時病に伏し、室生山中での延寿祈祷により回復した。それが縁で平安初期の782-806年、天皇の勅命により興福寺(法相宗)の高僧、賢景(けんきょう)が弟子の衆圓と共に建てたと伝えられています。さらに、835年に真言宗の祖、弘法大師空海が遺言された『御遺告』には、唐の師・恵果から授かった、牟尼に平和をもたらし、人々の願いをかなえるインド伝来の如意宝珠を室生山で修行した堅恵に託して、善如竜王の棲む精進鋒に大切に納めたと伝えられています。
以来、真言宗の重要な道場の一つとして熱い信仰を集めています。

 真言宗 室生寺派 大本山室生寺
 入山料 600円(大人)


参拝客はコロナの影響で、数えられるぐらいチラホラという感じだった。
駐車場は数台の車で、ガラガラ状態だった。
参道につながる道の土産物店、食堂、喫茶店は閉まっており、小さな店が一軒だけ開いていて、ヨモギモチと、うどんがあった。そこで、ヨモギモチを買って食べたが、懐かしい味わいだった。月曜日だったので、団体客は殆どゼロだった。これでは店が成り立たない。
 もみじは、何とか最後の見頃、どうにか間に合ったが、今はもう散っているだろう。

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